代麻理子

ライター
慶應義塾大学法学部法律学科卒業。渉外法律事務所秘書、専業主婦を経てライターに。心を動かされる読みものが好き! な思いが高じてライターに。現在は、NewsPicksにてインタビューライティングを行なっている他、講談社webメディア「ミモレ」でのコミュニティマネージャー/SNSディレクターを務める。プライベートでは9、7、5歳3児の母。

執筆した記事一覧

自然科学

ミドリムシを理解することは人間を理解すること

理化学研究所 微細藻類生産制御技術研究チーム鈴木 健吾

ミドリムシを理解することは人間を理解すること

それまでは市場が存在しなかった「微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ、以下「ユーグレナ」)」という生物の生産から社会実装までを可能にした「株式会社ユーグレナ」の執行役員 研究開発担当の鈴木健吾さん。 持続可能な循環型社会の実現に向けて、食品や化粧品などのヘルスケア、バイオ燃料事業など、様々な事業を展開しているユーグレナ社で創業時から研究・開発の責任者として走り続け、現在でも多領域での研究を進めている鈴木さん。 「SFをノンフィクションに」を自身のキーワードとして掲げている鈴木さんが描く、細胞研究の展望とは。ユーグレナが持つ可能性、そこから派生して成し得る研究の未来図について伺いました。
自然科学

人工冬眠技術で、助かる命を増やしたい

国立研究開発法人理化学研究所砂川 玄志郎

人工冬眠技術で、助かる命を増やしたい

人工冬眠技術で人間が冬眠することを可能にし、生命維持の選択肢を増やそうとしている理化学研究所生命機能科学研究センターの砂川玄志郎さん。 国立成育医療センターで小児科医として小児集中治療に携わっていた砂川さんは、目の前で失われていく命に対し「どうにか今をしのぐ方法を生み出して、助かる命を増やせないか」と考え、冬眠研究に着目します。 その後いくつもの偶然の出会いが重なり、冬眠様状態を誘導する新規神経回路の発見に至った砂川さんが見ている未来像とは。 砂川さんが現在の研究・開発に至った経緯、冬眠研究のこれまでと今、人工冬眠が可能になると訪れる未来について伺いました。
自然科学

一つの枠で様々なアプローチが可能な「物理」という営みを、社会に“ひらく

東北大学大学院 情報科学研究科大関 真之

一つの枠で様々なアプローチが可能な「物理」という営みを、社会に“ひらく

世界中で注目を集めている量子コンピューティング技術の「量子アニーリング」を活用し、ひとりひとりがあらゆる制約から解き放たれる社会の実現に向けて挑戦している、東北大学教授であり「株式会社シグマアイ」の代表取締役CEOの大関真之さん。 大学教授とスタートアップ経営者という二足のわらじで活躍する大関さんが感じている課題とは。イタリアでの孤独な研究生活などを経て、「人間に必要なのは『ムダ』」と確信するようになった大関さんが見る未来について伺いました。