esse-sense利用規約

esse-sense利用規約（以下、「本利用規約」といいます。）は、エッセンス株式会社（以下、「当社」といいます。）が提供する esse-sense（以下、「本サービス」といいます。）の利用者（以下「ユーザー」といいます。）に適用される、本サービス利用にあたっての規約です。

第1編 基本規約

第1章 総則

 第1条 （定義）
本利用規約において用いる用語の意味は、以下のとおりとします。
（１）「研究者」とは、本サービス上で資金提供を募集する、または募集を希望する者をいい、研究者ページサービスを使用し管理者からの審査、承認を完了した会員のことをいいます。
（２）「会員」とは、当社所定の手続を経て本サービスのユーザーとして登録されたユーザーのことをいいます。

第2条 （本サービスの内容の変更、終了）
1.当社は、事前の予告なく、本サービスの内容を変更、追加、削除することがあります。

2.当社は、本サービスの提供を終了することがあります。この場合、当社は当社所定の方法を通じて事前にユーザーに告知します。

第3条 （本サービスの停止等）
当社は、以下のいずれかに該当する場合には、ユーザーに事前に通知することなく、本サービスの全部または一部の提供を停止または中断することができるものとします。
① 本サービスに係るコンピューター・システムの点検または保守作業を行う場合
② コンピューター、通信回線等が事故により停止した場合
③ 地震、落雷、火災、風水害、停電、天災地変など不可抗力により本サービスの運営ができなくなった場合
④ その他、本サービスの全部または一部を停止または中断する必要があると合理的に認められる場合

第4条 （ユーザーの個人情報の取扱い）
1.ユーザーは、当社所定のプライバシーポリシーの内容に同意した上で本サービスを利用するものとします。

2.当社は、本サービスの利用に関連し取得したユーザーの個人情報を、当社のプライバシーポリシー、個人情報の保護に関する法律その他の関係法令に従って厳正に取り扱います。

第5条 （会員登録）
1.ユーザーは、当社所定の方法により、登録に必要な情報を、本サービスを利用して当社に送信することにより申請をすることができます。登録は、当社管理者が当該申請を承認した場合に完了します。当社が申請を承認しない理由として、ユーザーが次の各号のいずれか（以下「登録拒否事由」といいます。）に該当すると認められる場合がありますが、当社は、承認を拒否した理由を開示する義務を負いません。
① 反社会的勢力であること、反社会的勢力と資本関係、業務関係、取引関係、交友関係その他の関係があること、過去5年間において、反社会的勢力であったこと、過去5年間において、反社会的勢力と資本関係、業務関係、取引関係、交友関係その他の関係があり、またはそのおそれがある場合
② 当社に提供した情報の全部または一部につき虚偽、誤記または記載漏れがあった場合
③ 不正または不適切な目的に基づき本サービスを利用して申請を行い、またはそのおそれがある場合
④ 申請したユーザーが、過去に本利用規約もしくは弊社が提供する他サービスに関連する契約に違反した者またはその関係者である場合
⑤ 本利用規約に違反し、またはそのおそれがある場合
⑥ その他、前各号に準じて本サービスの利用が適当でないと認められる場合

2.ユーザーは、1ユーザーごとに1アカウントまで保有できるものとし、当社が別途承諾した場合を除き、複数のアカウントを保有することや複数人が同一のアカウントを共同して保有することはできないものとします。また、ユーザーは、当社が別途承諾した場合を除き、異なる2以上のアカウントを統合することはできないものとします。

3.未成年者であるユーザーが本サービスを利用する場合、法定代理人の同意を得るものとします。また、ユーザーにおいて本サービスを利用するために必要な手続等（社内規則に従った社内手続を経ること、契約締結行為をなす者が有効な代表権または代理権の授権を受けることを含みます。）がある場合、当該手続等を履践した上で本サービスを利用するものとします。

第6条 （情報の登録および管理）
1.会員および研究者は、自己のアカウントが不正に利用されないようにID、パスワード等を厳重に管理しなければならないものとします。また、会員および研究者は、設定したパスワードを定期的に変更する等の方法によりアカウントの不正利用の防止に努めるものとします。

2.会員および研究者は、当社が別途承諾した場合を除き、自己のアカウントを第三者に譲渡もしくは貸与し、または利用させてはならないものとします。

3.当社は、事由の如何を問わず、会員および研究者のアカウントを利用して行われた一切の行為を、当該会員および研究者自身による行為とみなすことができるものとします。

4.会員および研究者によるID、パスワード等の管理不十分、使用上の過誤、第三者にアカウントを利用させたこと等による損害の責任は会員および研究者が負うものとし、当社は一切の責任を負いません。ただし、当社が故意または過失により債務不履行または不法行為責任を負う場合を除きます。

5.会員および研究者は、本サービス上で情報を登録する場合、真実、正確かつ完全な情報を入力しなければならず、また、登録した情報に変更が生じた場合は、遅滞なく登録した情報を修正、もしくは当社に修正依頼をしなければならないものとします。

6.会員および研究者は、本サービスの利用に関して当社から合理的な範囲内で情報提供、資料提出等を求められた場合、これに応じるものとします。

第7条 （会員および研究者に対する通知）
1.当社は、会員および研究者に対し、本サービスに関する案内その他の連絡および通知を電子メールの送信その他の当社所定の方法により行うものとし、会員および研究者はこれに同意します。

2.当社から会員および研究者に対する通知は、会員および研究者が本サービスの利用に際して登録した連絡先に対して行えば足りるものとし、当社が当該連絡先に通知を行った場合、通常到達すべき時点に到達したものとみなされるものとします。

第8条 （損害賠償責任）
ユーザーは、自己の責めに帰すべき事由により当社に損害（合理的な弁護士費用を含みます。）が生じた場合、当社の請求に従って直ちにこれを賠償しなければならないものとします。

第9条 （知的財産権等）
1.本サービス上に表示されるデジタルコンテンツに関する知的財産権および財産権（以下「知的財産権等」といいます。）は、すべて当社または当社に知的財産権等の利用を許諾する第三者に帰属します。

2.ユーザーは、本サービス上のページ上に表示されるデジタルコンテンツに関する権利を一切有しないものとし、複製、転載その他の利用を行うことはできず、また、これを第三者に譲渡、貸与、利用許諾することができないものとします。

第10条 （免責等）
1.当社は、本サービスの利用に関連してユーザーに生じる可能性のある課税の有無および内容を含め、税務または会計に関する事項について何らの判断を行わず、また、一切の責任を負うものではありません。ユーザーは自らの費用負担と責任において税務または会計に関する事項について必要な確認を行うものとします。

2.通信回線、コンピューター等の障害によるシステムの中断・遅滞・中止・データの消失、経由アクセス識別に関する障害、データへの不正アクセスにより生じた損害、その他本サービスに関してユーザーに生じた損害について、当社は一切責任を負わないものとします。ただし、当社が故意または過失により債務不履行または不法行為責任を負う場合を除きます。

3.当社は、本サービス上で実施されたパトロン募集について、以下の事項を含む一切の事項について何らの表明および保証も行うものではありません。
（１）募集ページに記載されている情報が、最新、正確かつ真実に適合するものであること
（２）研究活動が適用のある法令または規則に抵触しないことまたは公序良俗に反しないこと

4.当社がユーザーに対して債務不履行または不法行為に基づく損害賠償責任を負う場合であっても、当社に故意または重過失がない場合には、当社は、当社による債務不履行または不法行為の直近1年以内にユーザーから受領した本サービスの手数料の総額または1万円のいずれか高い額を上限として損害賠償責任を負うものとします。

第11条 （禁止事項）
ユーザーは、本サービスの利用に関して以下に定める行為（以下に定める行為のいずれかのおそれがある行為、またはそれらを援助または助長する行為を含みます。）を行ってはならないものとします。
① 法令、裁判所の判決、決定もしくは命令、または法令上拘束力のある行政措置に違反する行為
② 公序良俗に反する行為
③ 当社または第三者の著作権、商標権、特許権等の知的財産権、名誉権、プライバシー権その他法令上または契約上の権利を侵害する行為
④ 当社の事前の承認なく商用または宣伝目的に基づき本サービスを利用する行為
⑤ 宗教活動または宗教団体への勧誘行為
⑥ 性行為やわいせつな行為を目的とする行為
⑦ 面識のない異性との出会いや交際を目的とする行為
⑧ 児童ポルノまたは児童虐待に相当する情報を表示し、または表示させる行為
⑨ 第三者に対する嫌がらせや誹謗中傷を目的とする行為
⑩ その他本サービスが予定している利用目的と異なる目的で本サービスを利用する行為
⑪ 過度に暴力的な表現、露骨な性的表現、人種、国籍、信条、性別、社会的身分、門地等による差別につながる表現、自殺、自傷行為、薬物乱用を誘引または助長する表現、その他反社会的な内容を含む表現を表示し、または表示させる行為
⑫ スパム行為
⑬ 当社または第三者になりすます行為
⑭ 第三者の個人情報を不正に収集、開示または提供する行為
⑮ 第三者に自己の会員および研究者IDを利用させる行為、不正アクセス行為、第三者の会員および研究者IDの利用行為、複数の会員および研究者IDの付与を受ける行為その他これらに類する行為
⑯ 本サービスのサーバやネットワークシステムに支障を与える行為
⑰ 本サービスを不正に操作する行為（本サービスの不具合を意図的に利用する行為を含みます。）
⑱ 当社または第三者に対する不当な要求行為
⑲ その他当社による本サービスの運営または第三者による本サービスの利用を妨害し、これらに支障を与える行為
⑳ その他不適切と合理的に認められる行為

第12条 （反社会的勢力の排除）
1.ユーザーは、当社に対し、反社会的勢力に該当しないこと、および次の各号のいずれにも該当しないことを表明し、かつ将来にわたっても該当しないことを確約するものとします。
① 反社会的勢力が経営を支配していると認められる関係を有すること
② 反社会的勢力が経営に実質的に関与していると認められる関係を有すること
③ 自己、自社もしくは第三者の不正の利益を図る目的または第三者に損害を加える目的をもってするなど、不当に反社会的勢力を利用していると認められる関係を有すること
④ 反社会的勢力に対して資金等を提供し、または便宜を供与するなどの関与をしていると認められる関係を有すること
⑤ 役員または経営に実質的に関与している者が反社会的勢力と社会的に非難されるべき関係を有すること

2.ユーザーは、当社に対し、自らまたは第三者を利用して次の各号に該当する行為を行わないことを確約するものとします。
① 暴力的な要求行為
② 法的な責任を超えた不当な要求行為
③ 取引に関して、脅迫的な言動をし、または暴力を用いる行為
④ 風説を流布し、偽計を用いもしくは威力を用いて相手方の信用を毀損し、または相手方の業務を妨害する行為
⑤ その他前各号に準ずる行為

第13条 （秘密保持）
1.ユーザーおよび当社（以下、本条において「被開示者」といいます。）は、当該ユーザーによる本サービスの利用に関連して相手方（以下、本条において「開示者」といいます。）から秘密である旨を表示して開示を受けた情報（以下「秘密情報」といいます。）については、当該ユーザーによる本サービスの利用の範囲内でのみ使用するものとし、また、開示者の書面または電磁的方法による事前の同意なく、第三者（弁護士、税理士、会計士その他の専門的アドバイザーを除きます。）に開示し、または漏えいしてはならないものとします。

2.前項の定めにかかわらず、次の各号のいずれかに該当する情報は、「秘密情報」に該当しないものとします。
① 被開示者が開示を受けた時点で公知の情報
② 被開示者が開示を受けた時点で被開示者がすでに保有している情報
③ 被開示者が開示を受けた後、第三者から秘密保持義務を負わず入手した情報
④ 被開示者が開示を受けた後、被開示者の責めに帰すべき事由によらず公知になった情報
⑤ 被開示者が、開示者から提供を受けた情報によらず、独自に開発した情報

3.第1項にかかわらず、被開示者は、法令、行政機関もしくは司法機関の命令等または金融商品取引所の規則等に基づいて秘密情報の開示が義務付けられている場合、事前に（事前の対応が著しく困難なときは事後速やかに）、開示者に対して通知した上で、必要最小限の範囲で秘密情報を開示することができるものとします。

第14条 （お問合せ）
ユーザーが当社に対し本サービスに関する問合せまたは情報提供等を求める場合、下記問合せ先から問い合わせるものとします。
【問合せ先】
お問い合わせフォーム：https://esse-sense.com/contact
電子メールアドレス：info@esse-sense.com

第15条 （本規約の変更）
1.当社は、随時、本規約を変更する場合があります。その場合、当社は本サービスに係るウェブサイト上で変更後の本規約を公表する方法その他当社所定の方法によりユーザーに対して周知します。

2.本規約の変更によるユーザーに与える影響が重大である場合、当社は、本規約の変更の効力発生日を設け、事前に本サービスに係るウェブサイト上で変更後の本規約を公表する方法その他当社所定の方法によりユーザーに対して周知するよう努めます。

3.ユーザーは、本規約の変更後に本サービスを利用した場合には、本規約の変更に同意したものとみなされます。

第16条 （一般条項）
1.本規約は日本法を準拠法とし、日本法に従って解釈されるものとします。

2.本サービスに起因または関連して当社とユーザーとの間に紛争が生じた場合の訴訟の第一審または調停の専属的合意管轄裁判所は、那覇地方裁判所とします。

第2編 個別サービス利用規約

 第1章パトロンサービス利用規約

パトロンサービス利用規約（以下本章において「本規約」といいます。）は、当社が提供するパトロンサービス「esse-sense」（以下本章において「本サービス」といいます。）について、当社と本サービスを利用するユーザーとの間の契約関係を定めるものです。ユーザーは、本規約の定めに従って本サービスを利用するものとします。

第1条 （定義）
本規約において用いる用語の意味は、以下のとおりとします。
（１）「研究者」とは、本サービス上で資金提供を募集する、または募集を希望する者をいいます。
（２）「会員」とは、当社所定の手続を経て本サービスのユーザーとして登録されたユーザーのことをいいます。
（３）「パトロン」とは、会員のうち、本サービス上で資金提供を募集する研究者に対して、継続的な資金提供を行う者をいいます。
（４）「パトロンサービス」とは、研究者がパトロンから継続的な資金提供を募集するための場を提供するサービスのことをいいます。
（５）「資金提供契約」とは、会員が本サービス上でパトロン募集に対する資金提供を行った場合にパトロンとなる会員と研究者との間で成立する契約をいいます。
（６）「募集ページ」とは、本サービス上で実施するパトロン募集に関する当社所定の事項が記載されたウェブサイトをいい、パトロンに対する連絡のためのウェブサイトを含みます。
（７）「継続資金提供」とは、本サービス上で実施されているパトロン募集に対し、継続して資金提供を行うことをいいます。
（８）「提供資金」とは、資金提供契約に基づきパトロンから研究者に対して提供された資金のことをいいます。

第2条 （本サービスの概要）
1.本サービスは、継続的に資金提供するパトロン募集のための場を研究者に対し提供し、パトロンとなるユーザーからの提供資金を受け付けると共に、パトロンに対し、研究者との間のコミュニケーション機会を提供するサービスです。本サービスのうち、パトロン募集の実施および資金提供の受付けに係るサービスの提供は、原則として研究者によるパトロン募集の掲載開始から掲載終了までとなります。その他の研究者とパトロンのコミュニケーションや情報提供に関するサービスは、原則として、パトロンである限りパトロン募集の掲載終了後も利用することができます。

第3条  （パトロンの応募）
1.会員は、募集ページの内容を十分に理解した上で、募集ページの内容が不確実性を伴うこと、研究者の活動は継続的に実施され、時間の経過に応じて活動内容等について変更、全部または一部の終了、募集ページの内容の変更などがありうることを理解し、自己責任でパトロンへの応募（継続資金提供の申し込み）をするものとします。

2.会員は、本サービス上で当社所定の方法により応募を確定する操作を行うことにより、パトロンへの応募を行います。会員は、操作を誤った場合を含め、パトロンへの応募を行った後は当社が特別に認める場合を除きキャンセルできないことを理解して、応募を確定する操作を行うものとします。

3.会員による応募の確定に関するデータが当社所定のサーバに送信され、当社のシステム上反映された時点をもって有効にパトロンへの応募が行われたものとして取り扱われ、本規約および別途当社と研究者との間で締結する契約に従って、研究者とパトロンとなる会員との間で資金提供契約が成立するものとします。なお、パトロンとなった会員が継続資金提供を行い、継続して複数回の資金提供が行われた場合、資金提供ごとに資金提供契約が成立するものとします。

4.パトロンは、当社が研究者（外国に所在する研究者を含みます。）に対してそのユーザー名、メールアドレス、活動報告の郵送先の宛先その他継続資金提供に関する事項（継続資金提供の解約が行われた場合の当該解約に関する事項を含みます。）を提供することに同意した上でパトロンへの応募を行うものとします。また、当社は、本サービスの提供に必要な範囲でこれらの情報を決済代行会社、金融機関等に提供する場合があります。

5.会員は、当社がパトロンのユーザー名、プロフィール写真および会員が入力したコメントの内容、および継続資金提供を行っている会員数を本サービス上に表示される場合があることに同意した上でパトロンへの応募を行うものとします。

第4条 （継続資金提供）
1.パトロンとなる会員は、各研究者が募集する継続的資金提供の内容に応じた提供資金（資金提供時に、研究者が当社に対して支払うべき手数料も含めて資金提供することを選択した場合は、当社に対する手数料を含みます。）を、本規約および当社所定の手続に従い、パトロンの応募と同時に支払うものとします。パトロンは、応募時（初回）の提供資金の支払後は、初回の提供資金支払日から1カ月ごとに同額の提供資金を継続的に支払うものとし、2回目以降の提供資金は、毎月当社所定の決済日（以下「決済日」といいます。）に、ご登録いただいたカードから自動的に引き落とされるものとします。

2. 何らかの理由で当社所定の期限までにカード決済が実行されなかった場合またはカード決済による継続資金提供についてチャージバック請求等により決済が取り消された場合、当社はその判断で継続資金提供をキャンセルしまたは解約されたものとして取り扱うことができるものとします。

3.パトロンが既に支払った提供資金の返金・キャンセルはできないものとします。

4. 会員は、その他に本サービスの利用に必要となるインターネット接続料金、通信料金等については、自ら負担するものとします。

5. パトロンが本サービスで研究者に対し支払う提供資金は、研究者へ支払われるものであり、当社は提供資金の受領を代行するにすぎません。

6. 研究者は、その任意の判断で、全部または一部のパトロンとなった会員に対して講義や研究室訪問等を提供することがあります。ただし、特典は研究者の任意の判断で提供されるものであり、資金提供との対価性を有さず、資金提供契約上の研究者の義務を構成するものでもありません。

第5条  （資金提供契約に関する確認事項）
1.資金提供契約に基づく権利の行使および義務の履行は、パトロンとなった会員および研究者がそれぞれ自己の責任と費用の負担において行うものとします。

2.当社は資金提供契約の当事者となるものではなく、資金提供契約に基づく義務および責任を負わず、また、資金提供契約に基づく義務が履行されることを保証するものではありません。

3.資金提供契約に起因または関連して紛争が発生した場合であっても、当社はその解決のためのあっせん、調停、仲裁その他の紛争解決の手段を講じる義務および責任（本サービスのシステム上で資金提供をキャンセルする義務および責任を含みます。）を負うものではありません。

4.当社は、本サービスの一環として返金の円滑な実施をサポートする場合がありますが、返金が適切に行われることを保証するものではありません。

第６条 （継続資金提供の終了）
1.パトロンは、継続資金提供の決済日の前日までに当社所定の方法により継続資金提供を解約する操作を行うことで、継続資金提供を終了することができます。なお、パトロンの継続資金提供の解約に関するデータが当社所定のサーバに送信され、当社のシステム上反映された時点をもって有効に継続資金提供が解約されたものとして取り扱われます。

2.研究者が継続資金提供の受け入れを終了した場合、当該継続資金提供は自動的に解約され終了するものとします。

3.パトロンが死亡した場合であっても、その相続人が当社に対して継続資金提供契約の解約を当社所定の方法により申し出るまでは、相続人がパトロンのアカウントを承継したか否かにかかわらず、決済日に有効に継続資金提供が行われるものとします。なお、相続人が2人以上いる場合であっても、相続人全員が代表者を定めて当社に届け出た場合を除き、当社は相続人のうちの1人を代表者として取り扱うことができるものとします。

第7条 （キャンセル）
1.パトロンは、当社が特別に認める場合を除き、自動的に行われたものも含め、継続資金提供をキャンセルすることはできません。

2.当社は、当社が特別に認める場合には、その判断でパトロンによる継続資金提供をキャンセルし、一時停止し、または解約されたものとして取り扱うことができるものとします。その場合、継続資金提供に係る契約は遡及的に取り消されるものとします。

3.パトロンによる提供資金の支払完了後に継続資金提供がキャンセルされた場合、当社は、パトロンが選択した支払手段に応じて当社所定の時期および方法により返金を行います。なお、返金に際して利息は発生しないものとします。

第8条 （退会、アカウントの停止）
1.会員は、当社所定の手続により退会を申請することができます。ただし、当社は、会員の不正を調査する必要がある場合等に退会を承諾しない場合があり、この場合において、当社は、承諾を拒否した理由を開示する義務を負いません。

2.当社は、会員が以下の事由に該当する場合またはその事由に該当するおそれがある場合には、会員に事前の通知または催告をすることなく、そのアカウントの停止、強制退会その他の必要な措置を行うことができるものとします。
① 本規約に違反した場合
② 当社との信頼関係を破壊する行為をした場合
③ アカウントが不正に使用された場合（当該アカウントから行われた継続資金提供に関してクレジットカード等の不正利用のおそれがある場合を含みます。）
④ 本サービスの運営または第三者による本サービスの利用を妨げる行為をした場合
⑤ 登録拒否事由に該当する場合
⑥ 自らまたは第三者により租税滞納処分、差押、仮差押、仮処分、担保権の実行、強制執行、破産、民事再生、会社更生、特別清算の申立てがなされた場合または会員の信用状態が著しく悪化した場合
⑦ 禁固以上の法定刑が定められた罪を犯した場合
⑧ 登録された連絡先に連絡しても会員からの応答がない場合
⑨ その他、会員登録の継続が不適当であると合理的に認められる場合

3.当社は、会員について前項各号に該当する合理的な疑いが生じた場合、事実確認が完了するまでアカウントを一時的に停止することができます。また、この場合、当社は、会員に対して情報の提供または資料の提出を求めることができるものとし、会員はかかる求めがあった場合誠実にこれに応じるものとします。

4.会員は、当社が別途承諾した場合を除き、退会後、退会したアカウントと同一の情報を用いて会員登録を行うことはできないものとします。

第2章研究者ページサービス利用規約

研究者ページサービス利用規約（以下本章において「本規約」といいます。）は、当社が提供する研究者ページサービス「esse-sense」（以下本章において「本サービス」といいます。）について、当社と本サービスを利用する会員との間の契約関係を定めるものです。会員は、本規約の定めに従って本サービスを利用するものとします。

第1条 （定義）
本規約において用いる用語の意味は、以下のとおりとします。
（１）「研究者」とは、本サービス上で資金提供を募集する、または募集を希望する者をいい、本サービスを使用し管理者からの審査、承認を完了した会員のことをいいます。
（２）「会員」とは、当社所定の手続を経て登録されたユーザーのことをいいます。
（３）「管理者」とは、会員自身が本サービスを使用して申請した内容に対し、その審査及び承認を行う者をいいます。
（４）「研究者ページ」とは、すべてのユーザーが参照可能な研究者のページのことをいいます。
（５）「所属機関」とは、研究者が所属する機関をいいます。
（６）「法令等」とは、法律、命令、規則、条例、条約、指針、通知、通達、ガイドライン等を総称していいます。

第2条 （本サービスの概要）
1.本サービスは、自身の研究テーマや経歴の公開、インタビュー記事、寄稿記事のメディア掲載、研究者ページを通してパトロンからの資金提供募集、パトロンとの交流、および自身が他研究者のパトロンとなり研究者間で交流等する為に必要な権限を申請、登録する場を提供するサービスです。当社管理者による承認後、研究者自身の研究者ページが作成、公開されます。

第3条 （会員による本サービスの利用）　
1.本サービスを利用して自身の情報を登録できる者は、以下の各号に掲げる者とする
① 会員として登録されているもの
② 博士号取得もしくは同等に類するもの
③ その他研究活動に関与する者として当社が適当と認める者

2.会員は、本サービスの利用にあたり、以下の各号に同意します。
① 会員氏名、メールアドレス、所属機関等その他当社が求める情報を虚偽なく正確に提供すること
② 本サービスに必要な情報を申請、登録する目的でのみ本サービスを利用し、それ以外の目的で利用しないこと
③ 本サービスのアクセスには当社が提供するインターフェイスのみを使用し、不正アクセスや本サービスの運営に支障を与える行為を行わないこと
④ 本サービスを利用する権利の譲渡もしくは貸与を行わないこと
⑤ 本サービスの利用に関し、何らかの損害、損失、費用等（以下「損害等」といいます。）を被った場合であっても、当社はその責任を一切負わないこと
⑥ 本サービスの利用に関して、第三者（他の会員、研究者を含みます。）との間に紛争が生じた場合であっても、これを自己の費用と責任において処理するものとし、当社に一切の負担をかけないこと

第4条 （研究者アカウントの取消、停止）
1.研究者は、当社所定の手続により研究者アカウントの取消を申請することができます。ただし、当社は、研究者の不正を調査する必要がある場合等に取消を承認しない場合があり、この場合において、当社は、承認を拒否した理由を開示する義務を負いません。

2.当社は、研究者が以下の事由に該当する場合またはその事由に該当するおそれがある場合には、研究者に事前の通知または催告をすることなく、研究者アカウントの取消、アカウント自体の停止、強制退会その他の必要な措置を行うことができるものとします。
① 本規約に違反した場合
② 当社との信頼関係を破壊する行為をした場合
③ アカウントが不正に使用された場合
④ 本サービスの運営または第三者による本サービスの利用を妨げる行為をした場合
⑤ 登録拒否事由に該当する場合
⑥ 自らまたは第三者により租税滞納処分、差押、仮差押、仮処分、担保権の実行、強制執行、破産、民事再生、会社更生、特別清算の申立てがなされた場合または会員の信用状態が著しく悪化した場合
⑦ 禁固以上の法定刑が定められた罪を犯した場合
⑧ 登録された連絡先に連絡しても研究者からの応答がない場合
⑨ その他、研究者としての継続が不適当であると合理的に認められる場合

3.当社は、研究者について前項各号に該当する合理的な疑いが生じた場合、事実確認が完了するまでアカウントを一時的に停止することができます。また、この場合、当社は、研究者に対して情報の提供または資料の提出を求めることができるものとし、研究者はかかる求めがあった場合誠実にこれに応じるものとします。

4.研究者は、当社が別途承諾した場合を除き、取消後、同一の情報を用いて本サービスを使用して再登録を行うことはできないものとします。

5.研究者の取消が行われた場合、研究者ページは直ちに非公開、閲覧不可となり、研究者に紐づく情報も終了となります。

第5条 （研究者情報の編集、更新および取消）
1.研究者は本サービスを利用して登録された情報において、自ら編集、更新、取消を行うことはできないものとします。

2.研究者は登録された情報において編集、更新、取消を希望する場合、本利用規約のお問合せに記載の宛先に連絡し、当社管理者によって編集、更新、取消できるものとします。

3.当社管理者は、以下の各号に示した方法に基づき、研究者に予告することなく研究者情報の編集、更新および取消等を行うことができるものとします。
① 当社が適当と認める第三者機関が提供する書誌等のデータに基づく研究者情報の編集、更新、取消
② 当社の判断で表記の標準化や名寄せ、誤字・脱字の修正等、内容の変更に及ばない編集、更新、取消
③ 研究者の所属機関の要請により、研究者情報の変更、修正、取消を受けた場合で、当該要請の全部または一部が正しいまたは適当と合理的に認められる場合、該当する研究者情報の変更、修正、取消
④ 登録内容に明らかな誤りがある場合
⑤ 知的財産権その他の権利侵害または法令等違反、本利用規約違反または公序良俗違反等の防止が必要であると当社が判断した場合
⑥ システム管理上必要がある場合
⑦ その他本サービスの運営上、当該対応をとることが必要であると当社が判断した場合

以上

作成日：2024年7月2日