パトロン向け特別講義シリーズ「科学とアートの融合に向けての新展開」

本セッションはパトロン向けに行われます。参加の詳しい方法はパトロン向け掲示板をご確認ください

DEC

17

(Tue.) 19:30-21:00

参加形態:
オンライン参加/現地参加
開催場所:
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パトロン向け特別講義シリーズ「科学とアートの融合に向けての新展開」

本セッションはパトロン向けに行われます。参加の詳しい方法はパトロン向け掲示板をご確認ください

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17

(Tue.)

19:30-
21:00

参加形態:
オンライン参加/現地参加
開催場所:
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12/13 19:30-より、パトロン向けお返し講座(2024年度後半期)を開催します。

本講義は、パトロンとして日々支えてくださっている方々に向けたお返しとなる特別講義です。講義では、講師からのレクチャーに加えて、グループディスカッション、Q&Aの時間を設け、双方向のコミュニケーションの機会を設けます。

今年、喜界島では大規模なサンゴの白化現象や台風による甚大な被害があり地球環境変動の自然と社会の両方への影響が強く感じられる年でした。一方で、科学とアートの融合の試みは、お台場でのサイエンスアゴラや金沢21世紀美術館での作品の展示などを通じて広がりを見せてきています。新しい拠点として生まれつつある京都伏見の築百三十年の町屋 “珊瑚庵”から今後の展望と野望を語る会をお送りしたいと思います。

みなさまのご参加をお待ちしています。

■日時と概要
・2024年12月17日(火)19:30-21:00
テーマ「科学とアートの融合に向けての新展開」

■プログラム
19:30 イントロダクション、チェックイン
19:40 「特別講義:科学とアートの融合に向けての新展開

20:40 Q&A
21:00 クロージング、終了

■会場 
◯オンライン会場 ZOOMを使用します
(オンラインでの参加には、視聴のための通信環境が必要です。)

◯(現地参加の場所)未来庵(京都府京都市左京区吉田本町13)
(現地での参加には、シルバーパートナー以上のパトロン参画が必要です )

■参加について
1:本セッションはパトロンとして登録いただいている方へのお返しとして行われるものです。
パトロンへの参画は、以下よりお願いいたします。
https://esse-sense.com/researcher-patrons

2:本セッションは、新規パトロン募集の特別会としてワンタイムの参加費制による参加を受け付けています。
以下より、参加費をお支払いの上、本サイトでの参加登録を行ってください。
https://essesense-patron2.peatix.com/view

この講義の研究者のプロフィール

profile-image

研究者

渡邊 剛

総合地球環境学研究所 研究部 准教授

北海道大学

この研究者を応援しているパトロン
9
累計金額
253,750

研究テーマ

自然科学・地球科学・地学

サンゴとヒトの記憶を復元し、演劇によるアプローチで人と自然の関係性を探る

サンゴは数億年の激しい地球環境の変動の中で、環境に敏感に応答し、進化や適応をしてきました。 満月に近いある夜に生まれた一匹の小さなサンゴの幼生が海底に着底して石灰化を始めます。そして数十年から数百年間をかけて様々な形状をもった群体をつくり他の生物の多様性を育み、数千年の時間をかけサンゴ礁という地形を造りあげます。 さらに数万年以上の歳月を経て人間の生活をも支えるサンゴ島を形成します。このような多元的で多層的な時空間構造はサンゴの“敏感性”と“強靭性”の二つの相反するように見える特性により成り立っています。 一方で、我々ヒトもこれまでの歴史の中で移動と発展をしながら家族、集団、社会という多層的な時空感スケールを持っています。過去から現在、そして未来のヒトと自然の関係性を理解することは、人新世と呼ばれる社会変動と気候変動が同時に交差しながら変動していく時代における新しいモデルを構築する際に重要な礎になると考えています。 本研究ではサンゴの骨格に刻まれた過去の様々な記憶(環境)を自然科学の最先端の手法を用いて高時間解像度で復元し、ヒトに内包された記憶と併せるために、演劇による現象学的還元を試みます。その過程と作品から両者の関係性を検証し、未来における共感力の高いイメージを探ります。