パトロン向け特別講義シリーズ「お金がなくても市場経済は実現できる!?」

本セッションはパトロン向けに行われます。参加の詳しい方法はパトロン向け掲示板をご確認ください

DEC

20

(Fri.) 19:00-21:00

参加形態:
オンライン参加/現地参加
開催場所:
本セッションはパトロン向けに行われます。参加の詳しい方法はパトロン向け掲示板をご確認ください

パトロン向け特別講義シリーズ「お金がなくても市場経済は実現できる!?」

本セッションはパトロン向けに行われます。参加の詳しい方法はパトロン向け掲示板をご確認ください

DEC

20

(Fri.)

19:00-
21:00

参加形態:
オンライン参加/現地参加
開催場所:
本セッションはパトロン向けに行われます。参加の詳しい方法はパトロン向け掲示板をご確認ください
12/20 19:00-より、パトロン向けお返し講座(2024年度後半期)を開催します。

本講義は、パトロンとして日々支えてくださっている方々に向けたお返しとなる特別講義です。講義では、講師からのレクチャーに加えて、グループディスカッション、Q&Aの時間を設け、双方向のコミュニケーションの機会を設けます。

内容は、マーケットデザインと呼ばれる分野で僕が共同研究者の鎌田雄一郎さん(UCバークレー教授)と現在取り組んでいる研究報告+αで、題して「お金がなくても市場経済は実現できる!?」になります。
市場経済にお金=貨幣が欠かせない大きな理由として、「欲望の二重の一致」を実現することの難しさが挙げられます。ただし、2012年にノーベル経済学賞を受賞した「安定配分の仕組み」を用いると、貨幣を使わない物々交換でも“理論上は”この困難を乗り換えられることが知られています。ところが、現実にはまだこの仕組みはほとんど応用・実装されていません。それはいったいなぜなのでしょうか?

今回のお返し講座では
A. ノーベル賞を受賞した仕組みとはどのようなものか?
B. なぜ優れた仕組みにも関わらず使われていないのか?
C. それを乗り越える安田(&鎌田)の提案とはなにか?
という内容についてお話しする予定です。

複雑な数式は一切出てこないので、ご心配いりません(ただ、ちょっぴりパズル的な話はします)。
ゲーム理論や経済学の前提知識が無くても、きっとお楽しみ頂けると思います!

みなさまのご参加をお待ちしていますm(_ _)m

■日時と概要
・2024年12月20日(金)19:00-21:00
テーマ「お金がなくても市場経済は実現できる!?」

■プログラム
19:00 イントロダクション、チェックイン
19:15 背景と経緯の共有
19:25 「特別講義」
20:25 Q&A
20:45 参加者による小グループダイアログ 
21:00 クロージング、終了

■会場 
◯オンライン会場 ZOOMを使用します
(オンラインでの参加には、視聴のための通信環境が必要です。)

◯東京都内にて調整中

■参加について
1:本セッションはパトロンとして登録いただいている方へのお返しとして行われるものです。
パトロンへの参画は、以下よりお願いいたします。
https://esse-sense.com/researcher-patrons

2:本セッションは、新規パトロン募集の特別会としてワンタイムの参加費制による参加を受け付けています。
以下より、参加費をお支払いの上、本サイトでの参加登録を行ってください。
https://essesense-patron2.peatix.com/view

この講義の研究者のプロフィール

profile-image

研究者

安田 洋祐

教授

大阪大学

この研究者を応援しているパトロン
18
累計金額
767,000

研究テーマ

社会科学・経済

リベラルアーツとしてのゲーム理論

エッセンスを通じて実現したい未来をひと言で表現すると、「ゲーム理論を気軽に使える・頼れる現代の教養として広めたい」です。リベラルアーツとしてのゲーム理論を、みんなが当たり前のように学び、役立てることができる。そんな世の中にしていきたいと思い、このパトロンサービスにチャレンジさせて頂きました。 ゲーム理論は、人々のつながりや駆け引きを分析するために20世紀半ばに誕生した数学で、別名「戦略の科学」とも呼ばれています。社会科学から生まれたこのユニークな数学理論は、経済学をはじめ、政治学、経営学、心理学、社会学、歴史学など、さまざまな学問分野で活用されています(実は、生物学やコンピュータ・サイエンスでも盛んに使われています!)。 最近では数多くの優れた入門書や啓蒙書が出版され、ゲーム理論が随分と身近な存在になってきました(なんと、プロのポーカー選手たちも積極的にゲーム理論を活用しています!)。とは言え、まだまだアカデミアの外には、ゲーム理論の力が十分に広まっている・伝わっているとは思えません。このギャップを埋める活動に、ぜひ積極的に取り組んでいきたいです。