土佐尚子

京都大学

芸術家/京都大学防災研究所京大災害研究センターアートイノベーション産学共同研究部門特定教授。感情・意識・物語・民族性といった、人間が歴史の中で行為や文法などの形で蓄えてきた文化を、デジタル映像で表現し、心で感じる「カルチュラル・コンピューティング」を提唱し、作品制作・研究を行う。主な作品にニューヨーク近代美術館コレクションの『An Expression』、1993年のArs Electorinicaで招待展示した『ニューロベイビー』、京都五山建仁寺に奉納した『静寂』『雲の上の山水』、MIT Center for Visual StudiesのFellow時代に制作した『ZEN Computer』、ハイスピードカメラを使った『Space Flower』『Genesis』などがある。2016年度文化庁文化交流使の拝命を受け8カ国10都市を表敬訪問し、NY Times Squareのビルボードで毎夜『Sound of Ikebana』を1ヵ月間上映するなど国際的に活躍している。平成30年〜31年、内閣府総合科学技術・イノベーション会議専門委員。

重要な経歴

2018年07月 - 現在

京都大学 大学院総合生存学館 教授

2011年04月 - 2018年06月

京都大学 情報環境機構 教授

2005年04月 - 2011年03月

京都大学 学術情報メディアセンター 特定教授

2002年04月 - 2005年03月

マサチューセッツ工科大学建築学部Center for Advanced Visual Studiesフェローアーティスト

研究分野

芸術・美術

情報通信 / 感性情報学 / カルチュラルコンピューティング 情報通信 / ソフトコンピューティング / カルチュラルコンピューティング

共同研究

カルチュラルコンピューティング カルチュラルコンピューティングとは 文化の構造の研究からルールを導きだしコンピュータで表現するというものです。図書街地図は、世界地図と同じような構成で、その街に文化構造を持ってい ます。文化構造やルールを図書街の中から適切に導き出し、五感やインスピレーションを受ける形で、インターフェースを始め様々な表現技術を展開するのが 目標です。

アート&テクノロジー領域 「コンピュータが人間の感性を理解するインタラクティブアート」

論文一覧

AR機能を持つミラーディスプレイを用いたアートによる心理状態の改善に関する研究

中津良平, 土佐尚子, 新山聡, 楠見孝
第20回情報科学技術フォーラム - 2021年8月

大画面LEDディスプレイおよびプロジェクションによる画像・映像表示の心理評価II

中津良平, 土佐尚子, 高田裕之, 楠見孝
第20回情報科学技術フォーラム - 2021年8月

微小重力下における流体アートの生成

土佐尚子, Pan Yunian, 玉井秀和, 鳥羽重隆, 中津良平
第20回情報科学技術フォーラム - 2021年8月
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