「化学」の記事一覧

細胞が植物だとしたら、糖鎖は土壌成分のようなもの。

この記事は、弘前大学大学院医学研究科の柿崎育子准教授が糖鎖研究に至った経緯と、その研究の重要性について詳しく述べています。柿崎准教授は、北海道大学で薬学を学び、現在は糖質科学や糖鎖工学に取り組んでいます。糖鎖は細胞の機能を調節する重要な成分で、特にプロテオグリカンやヒアルロン酸の研究を通じて、がんや炎症の抑制など医療への応用を目指しています。基礎科学の発展と共に、人々の健康に寄与することを目指す柿崎准教授の研究記事です。

弘前大学大学院 医学研究科 柿崎 育子

最先端の生命科学に取り組みながら、芭蕉布という伝統工芸にも向き合う

沖縄科学技術大学院大学の野村陽子さんは、家政学、環境科学、核酸化学の専門家であり、現在は芭蕉布の伝統工芸と最先端の生命科学に取り組んでいます。彼女の研究は、科学と伝統工芸の融合を目指し、芭蕉布の製作過程を科学的に解明することに焦点を当てています。科学的知見を活用し、伝統工芸を未来へつなげるための研究記事です。

沖縄科学技術大学院大学 核酸化学・工学ユニット 野村 陽子

深海底に眠るエネルギーを発見し、生命の起源と持続可能な社会の可能性を探る

東京工業大学地球生命研究所の中村龍平教授が、深海底に存在する電気を食べる微生物の生態系を発見し、地球が巨大な電池として機能する可能性を実証しました。この研究はエネルギー問題の解決や生命の起源解明に繋がる重要な発見です。持続可能な社会の実現と深海の未知の世界への挑戦を続けている中村教授の研究についての記事です。

東京工業大学 地球生命研究所 中村 龍平